成約率を高める方法④『間口を広げる』

【入居者をできる限り限定しない】



今日も、近くの空き地に建築看板が掲示されました。


毎日個人オーナーさんのライバル物件が増え続けているのですが、前述させていただいた空室をなるべく早く埋める方法はご覧いただけましたでしょうか?



上記3点は、商品を売り出す時の金銭的な側面からの作戦でしたが、今回お話しさせていただくのは

「お客様の選択」

という点です。


なるべく、できる限り、入居者の属性を絞り込み過ぎないことです。


たとえば

「学生限定」

「男性限定」

「女性限定」

「高齢者不可」

「外国籍不可」

などですね。



これだけ空室率が高まっている中で、入居希望条件がマッチングしているのにたとえば「女性限定だから契約できない」って勿体ないですよね?


それでも限定条件をどうしても続けたいなら、5パーセントから10パーセントは賃料を下げないとバリュー感は出ないのではないでしょうか。



【国籍を限定しない】


そして、最近、外国籍の方の問い合わせが増えている印象があります。


たとえば、外国籍の方ですが、正直、城北エリアはまだまだ外国籍の方の入居対する許容度が低いですね。


一時期生活マナーを逸脱した使い方をして風評的にオーナーさんが毛嫌いしている傾向はあろうかと思います。言葉がわからない。ひとりで契約したのに気づいたら5人住んでいた・・・など笑えない話が以前は多かったのですが、最近では生活習慣を身につけようと努力する方たちが増えてきているように思えます。


あと、よくご質問を受けるのが

「保証人」

の問題ですが、最近では、外国籍の方を専門に請け負う保証会社さんが設立され、当事務所も含め、多くの仲介業者が利用しているようです。


お家賃の件もそうなのですが、前記したような入居中のトラブル処理があるのが面倒だとおっしゃるオーナーさんが多いのですが、そういったことにも保証会社さんが窓口になって対応していただけるのでおすすめしています。