当方でご契約いただく場合、数年前より、原則いわゆる大手法人契約以外は、保証会社さんとご契約頂いております。
保証会社さんとの提携により、滞納リスクがなくなり、督促に関する労力がかなり少なくなりました。なかなか捕まらず連絡取れないこともしょっちゅうで一苦労ですので。
時々報道でもありますが、家賃督促て貸主と借主の殺傷沙汰などもありますので、特に賃料についてのお取り扱いはじゅうぶん注意が必要です。
昭和の時代ならいざ知らず、単なる督促だけとってみても、コンプライアンスを頭に入れて行動しないと貸主さんもトラブルに巻き込まれる可能性がありますので、矢面に立たないで済むという意味でも、保証会社さんの存在は欠かせぬ存在だと思います。
民法改正もあり、人的保証プラス保証会社というのは今後スタンダードになってくると思います。ただ、個人的には賃貸契約において保証会社のみというのはあまりお勧めしません(家庭の事情などで難しいというのは除いて)。
家賃滞納だけでしたら保証会社さんにお任せすれば大体のことは安心なのですが、賃貸契約の問題は家賃滞納だけではなく、入居中のトラブル、退去時のトラブルなど色々あるからでして、「ストッパー役」として、連帯保証人さんはまだ必要かなと考えます。
一部の外国籍向け保証会社さんなどでは、ゴミ出しや入居中トラブルなどのクレーム対応をしていただけるところもありますが、一般的な保証会社さんはクレーム対応までやるところは皆無に等しいですね。
保証会社さんが人的トラブルまで対応していただけたら最強だと思いますが、そうすると、不動産会社の仕事がなくなりますね(笑)。