14,15年前

もうかれこれ14,5年前になりますが一年以上も家賃が滞っていた入居者さんがいました。



こちらの入居者さんは当方でお世話した方ではなかったのですが、ある日新規で募集を依頼頂いたオーナーさんからどうにかならないかとご相談を受けたのです。新日本黎明期ですね。




何回かお邪魔しても不在で、手紙を置いていっても何の音沙汰もない。定期的に伺っても古い物件だったのでインタフォンはおろかドアベルもないのでドアを叩くぐらいしかできません。痕跡を残さないとどうしようもありませんので。



こちらは借金の取り立てで伺ってるのではないのです。この時もオーナーさんはすぐに出てくださいと言うよりも、何を考えてるかわからないので心境を知りたかっただけなのです。最終的には貸主借主良好な関係を保てれば良い訳ですので。




そんなこんなでそれから何度もお邪魔してようやくお会いできたのですが・ ・ ・




そのドアベルもドアスコープもない扉を開けてお会いした入居者さんは、、、




いわゆるかなりドスの効いた方でした。




オーナーさんによるとその方は、以前その筋に属していたらしいとのことでした。

私聞いていませんでしたよ。正直泡食いました・ ・ ・。




お話は冷静にさせて頂きました。

最終的には、仕事が立ち行かなくなり家賃支払う力がなくなってしまったと。




最終的には、相談後、滞納家賃はほぼ棒引きとなりました。かなりの金額でしたが•••。




溜めてしまうとなかなか全額を一気に支払うのは無理なので、こういう場合はオーナーさんに考慮頂いて早めに御退去頂くのが一番最良の方法ですね。ズルズルと延ばして良いことは一つもありません。